グッテレシピ

*個々の患者さんや状況に応じて最適な食事は異なることがあります。 レシピの内容やアレンジはあくまで一例です。 自分の体調に合わせて調整するとともに必要に応じて主治医の先生に相談しましょう。

材料(4人分)

昆布...5cm
干し椎茸...2枚
水...700ml
里芋...4個
ごぼう...1/3本
人参...1/2本
長ネギ...5cm
大根...5cm
生姜...ひとかけ
かつお節...5g
味噌...大さじ4
豆乳...200ml

作り方

1

≪下準備〜水に戻す〜≫ 鍋に昆布と干し椎茸を入れて水700mlを加え1時間ほど置いておく。(本当は昆布は前の晩から水に戻すのが理想だが時短でも良い。)

2

≪下準備〜里芋のアク抜き〜≫ 里芋は洗って皮をむき、塩(分量外)を振ってもみこみ、水で洗う。1とは別の鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて強火にかけ、沸騰したら中火にして5~6分茹でる。ザルにあげて水で洗い、1cm幅に切る。

3

≪下準備〜ごぼうのアク抜き〜≫ ごぼうは斜め薄切りにしたあと、すぐに水が入ったボウルに入れて30秒アク抜きをする。(水に浸かり過ぎると抗酸化作用のあるポリフェノールも外に出て行ってしまうので短時間で良い)

4

人参は3㎜幅のいちょう切り、干し椎茸は水気を絞ってから5㎜幅の薄切り、長ネギは小口切りにする。大根と生姜はすりおろす。

5

1の鍋を強火にかけ、沸騰したら味噌漉しザルの中にかつお節を入れて15秒潜らせ、出汁がとれたら水気を絞ってすぐに取り出す。(昆布は入れっぱなしでOKです)

6

2.3.4(長ネギ、大根、生姜以外)の材料を加えて、15分程度里芋が柔らかくなるまで中火で煮たら、おたまでアクをとる。

7

長ネギ、大根、生姜を加え、ひと煮立ちしたら火を止めて味噌を溶き入れる。

8

最後に豆乳を加えてお椀によそったら完成。

ibd活動期

IBD調子が悪い時

干し椎茸、ごぼうは省きましょう。生姜はチューブのものを使用し、長ネギが気になる方は省く、または少量にしましょう。

狭窄

狭窄

干し椎茸、ごぼう、長ネギは省きましょう。生姜は絞り汁のみ使用しましょう。

このレシピの作者

きくこ@UCさん

潰瘍性大腸炎

どのような状況で作りましたか?

腸に負担をかけず栄養をとりたい時

このレシピに対する思いや工夫

和の食材、和のお料理ですが、洋食のスープのように濃厚なエキスをいただくようなお味や食感がお気に入りです。

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グッテ管理栄養士コメント

昆布とかつおでだしを取るなど、手の込んだ一品です。手間をかけた分だけ、おいしさもひとしおですね(*'▽')
ごぼうのアクに含まれるポリフェノールはクロロゲン酸と呼ばれ、皮の部分に多く含まれていることが分かっています。抗酸化作用の他にも、抗炎症作用や血糖値・血圧の調節、抗菌作用などもあると言われています。

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