*個々の患者さんや状況に応じて最適な食事は異なることがあります。 レシピの内容やアレンジはあくまで一例です。 自分の体調に合わせて調整するとともに必要に応じて主治医の先生に相談しましょう。
低フォドマップキンパ
材料(4本分)
ごはん...2合分
塩...小さじ1/2
ごま油...小さじ1程度
甘い卵焼き(ご家庭の味で)...卵2個
人参(長めの千切り)...100g(小1本)
【A】ごま油(炒め用)......小さじ2分の1
【A】塩... 少々
【A】鶏ガラスープの素...小さじ2分の1
【A】炒りごま...小さじ4分の1
牛肉(こまor切り落とし)... 150g
【B】醤油...大さじ1と2分の1
【B】砂糖...大さじ1
【B】料理酒...大さじ1
ほうれん草...1束
【C】塩...少々
【C】ごま油 ...小さじ4分の1
【C】鶏ガラスープの素...小さじ2分の1
【C】炒りごま...小さじ2分の1
焼きのり...4枚
作り方
硬めに炊いたごはん(あればすし飯コース)に、塩とごま油を味を見ながら混ぜて冷ましておく。(塩味をやや感じる程度。ごま油は入れすぎ注意。ごま油より塩味重視。)
卵焼きを作り冷ましておく。(冷めたら海苔巻きに入れる棒状のサイズに切っておく。)
人参を【A】のごま油で好みの固さになるまでフライパンで炒めて、【A】の塩と鶏ガラスープのもとを振り入れ、馴染んだら【A】の白ごまを捻りながら加えて混ぜ、火を止め冷ましておく。(やや歯ごたえを残した方が食べ応えがあって美味しいです。)
ボウルに牛肉、調味料【B】を入れて10分以上漬け込んだあと、テフロン加工のフライパンで甘辛く炒め煮にする。(このキンパの要です。甘めの濃い味に。薄いと全体の味がぼやけます。)
ほうれん草は茹でて水にとってさらし、水気をよく絞ってから2〜3㎝長さに切る。【C】の塩と鶏ガラスープの素とごま油で和えて、ごまを捻りながら加える。(ナムルの味。)
のりにごはんを薄く広げ、具材が中心になるように乗せて巻く。(ご飯の量は少なく。日本の太巻きと比べたら2分の1~3分の1程で。)
食べやすいサイズにカットし、ごまを振る。
※我が家ではラップで巻き、両端をキツく締めて、馴染むまで暫く置き、落ち着いてからラップを外してカットしています。焼きのり1枚で7~8等分くらいのサイズです。
※韓国料理がルーツですが、我が家では何故か食べる時に常備している豆板醤を付けて味変したりします。ルーツのことを考えれば、コチュジャンとの相性が良いと思われます。
※メリハリをつけるため、野菜はシンプルな味に、お肉をしっかり味にします。(そのためにお肉のみ醤油を使用し、他の具の塩味は敢えて塩です。)
鶏ガラスープの素は原材料表記を確認し、低FODMAP食のものを選んでください。
脂質が気になる方は牛肉の部位をモモ肉にすると良いです。
このレシピの作者
とことこさんIBSゆるゆる型
どのような状況で作りましたか?
誕生日などの記念日やお祝いの時、家族にリクエストされて作ります。
このレシピに対する思いや工夫
野菜もタンパク質も一緒にとれて、スープと副菜があれば大満足、見た目もキレイで材料も揃えやすく、家族全員大好きで低フォド。文句なしの1品です。
グッテ管理栄養士コメント
普段使いだけでなくお弁当やアウトドアに、それ以外にも彩りが良いのでお祝い事のときにも使えるうれしいレシピです。
牛肉の赤身にはヘム鉄という形で鉄分が多く含まれていて、貧血の改善に役立つとされています。
ヘム鉄は体内での吸収が容易で、赤血球の形成に重要な役割を果たす成分です。