*個々の患者さんや状況に応じて最適な食事は異なることがあります。 レシピの内容やアレンジはあくまで一例です。 自分の体調に合わせて調整するとともに必要に応じて主治医の先生に相談しましょう。
固めホールプリン
by
ERIさん
栄養価(1/8切れ)
エネルギー | 245kcal | たんぱく質 | 3.6g |
脂質 | 15.6g | 炭水化物 | 22.9g |
食物繊維 | 0g | 食塩 | 0.1g |
30分以上
材料(18㎝ホール型)
≪プリン≫
卵…4個
きび砂糖…90g
純生クリーム(乳脂肪40%使用)…250ml
バニラエッセンス…お好みで
≪カラメルソース≫
グラニュー糖…60g
水…大さじ2
ぬるま湯…大さじ2
作り方
1
カラメルソースを作ります。
小さめの鍋(フライパン)にグラニュー糖と大さじ2の水を入れて弱火から中火で火にかける。「触らず」鍋を軽く回しながら加熱し、茶色に薄く色づく程度を目安に、苦めがお好みならしっかり茶色に色づくまで煮詰めます。
2
火を止めてから、ぬるま湯を加え鍋を軽く回しカラメルソースの完成。
※水がかなり跳ねるので火傷には気をつけて下さい。
3
温かいうちにカラメルソースをホールケーキ型に注ぎます。
4
オーブンは140℃に予熱を入れます。
6
卵の黄身と白身が合わさったら、きび砂糖、純生クリームの順に入れて混ぜ合わせます。
7
ふるいを使って1度濾します。
8
お好みでバニラエッセンスを加えて良く混ぜます。
9
3のホールケーキ型にプリン液を注ぎ、大きな気泡を爪楊枝などで潰します。
10
オーブンの鉄板に水を張って、140℃40~45分湯煎焼きにします。
11
焼けたら型から外す前に、型の内面に沿ってナイフを入れ、皿をかぶせ、ひっくり返して型から外し盛りつけます。
生クリームは1/8切程度の量は低FODMAP食です。食べ過ぎないようにしましょう。
このレシピの作者
ERIさんIBS混合型
どのような状況で作りましたか?
低フォドマップでの生活を始めた当時は、直前にひどい腹痛で入院を経験していたため食べることが怖い状態でした。退院後はお粥や焼き魚、ゆで卵など、確実に大丈夫だろうと思えるものばかりを食べていた程、腹痛に敏感になってしまっていました。
当時、子どもがまだ3歳と1歳だったのですが、ある時ふと、「子供達とおやつを一緒に食べる時間がなくなっている」という事に気づき、低フォドマップのおやつを作りたいと思うようになりました。
小さい子どもも食べられて私も食べられる。そしてちょっとおしゃれで簡単なおやつを作りたいというコンセプトで試行錯誤したのがこのホールプリンです。
このレシピに対する思いや工夫
このホールプリンは硬めの食感で、少量でも満足できる濃厚な味にこだわって作りました。
IBSを患っている方の中には、食べすぎることに不安を持っている方も少なくないので、そうした方達でも、少しだけ嗜んで満足できる美味しい仕上がりを目指して作っています。
それから、このホールプリンは、デコレーションをすればバースデーケーキやアニバーサリーのお祝いにも代用できる優れものです。「市販のケーキを買って食べるのは怖いし、グルテンフリーのケーキでも低フォドマップに対応していない…」という時に、手作りケーキを作ろうというのは時間も労力もかかります。そんな時にこのホールプリンに、イチゴや純生クリームのホイップを添えて、ケーキ風のアレンジをして楽しんで貰えたら嬉しいなと思います。
グッテ管理栄養士コメント
ケーキのような華やかなプリンを教えていただきありがとうございます。
カラメルソースはコツをつかむことで失敗が少なくなります。このレシピではPOINTがたくさん書かれていますので、コツをつかんでくださいね。