*個々の患者さんや状況に応じて最適な食事は異なることがあります。 レシピの内容やアレンジはあくまで一例です。 自分の体調に合わせて調整するとともに必要に応じて主治医の先生に相談しましょう。
小麦・乳・卵不使用 オートミールクッキー
材料(16枚分)
【A】オートミール…50g
【A】米粉…50g
【A】ベーキングパウダー…4g
【A】好みで生姜パウダー…少々
【B】メープルシロップ…30g
【B】オリーブオイル…15g
【B】ごま油…5g
水…50cc~100cc
レーズンやミックスナッツ…50〜60g (好みで)
白胡麻…小さじ2
作り方
ナッツは1cm角程度にカットする。
【A】をボウルに入れてゴムべらで軽く混ぜる。
【B】を入れ、粉とオイルが軽く馴染むまで混ぜる。
水を少しずつ加えながら練るように混ぜる。生地をスプーンでなぞって跡がくっきりつく柔らかさになるまで繰り返す。(少し溶けたアイスクリーム程度)
生地にナッツやレーズン、白胡麻を加え、さらに練り混ぜる。
生地が硬かったら少し水を加えると混ぜやすい。
オーブンを170度に予熱し、天板にオーブンペーパーを敷く。
天板に生地をスプーンでひとすくい落とし、厚さ5mmくらいまで薄く広げる。スプーンに生地がくっついて広げづらい時は、スプーンの側面で叩くように伸ばす。スプーン2つ使って二刀流がやりやすい。
オーブンへ入れ170度で20分焼く。
全体がきつね色になり、生地を押して固くなっていれば完成。生地が柔らかい時は5分ずつ追加で焼く。
オートミールは形状により低FODMAPの範囲が異なりますが、ロールドオーツ、クイックタイプ共にレシピ量の半分(8枚分)は低FODMAPの範囲です。 レーズンは1食13gまでは低FODMAP食 ナッツ類はヘーゼルナッツやマカダミアナッツ、くるみを選ぶ場合は全体量で20〜30g/1食は低FODMAP食の範囲です。
オートミールは不溶性の食物繊維が多く、50gで3.1g含まれています。便の状態が緩い方は食べる量を少量で様子をみましょう。 ナッツ類についてもお腹に負担がかかる方は量を減らすなどで調整をして下さい。
このレシピの作者
あすかさんIBS様症状
どのような状況で作りましたか?
IBSの人もそうでない人も一緒に食べられるおやつが欲しくてよく作っています。
このレシピに対する思いや工夫
IBSに合わせたおやつは飽きがちですが、アレンジがしやすいのがこのレシピのいいところです。ココアや紅茶、チョコチップで味変ができ、逆に低fodmapの材料だけで作ることもできます。
グッテ管理栄養士コメント
オートミールには100gあたり水溶性食物繊維が3.2g、不溶性が6.2g*含まれています。レーズンは100gあたり水溶性食物繊維が1.2g、不溶性が2.9g*含まれています。13gまでは低FODMAP食です。不溶性食物繊維を摂りたい方におすすめです*日本食品成分表2020(第八訂)より